2/2 近江ヒストリア講座「磯田道史講演会in OTSU」(びわ湖大津プリンスホテル・プリンスホール)に参加。
NHK歴史番組「英雄たちの選択」で司会している人ともあって、約500人の参加者で会場はいっぱいであった。
磯田氏の講演前には、講談師・旭堂南海氏による「瀬田の唐橋異聞」が披露されたが、流暢な言葉と講談の展開に魅了された。
そして、磯田氏の講演である。講演内容は「大津と関ケ原合戦を語る」であるが、講演に手慣れた人らしく、面白おかしく、時にはテーマから離れた話など、飽きさせない。
講演で注目した話は以下である。
・滋賀は江戸時代から民度が高い地である。
・滋賀が日本の中心になったのは、①白村江の戦い②仏都・紫香楽➂安土城の3回である。
・淀殿の子・秀頼は秀吉の子?
・京極高次の出世は、正室・初と姉・京極龍子(松の丸殿)のおかげ?
・神功皇后は実在したのでは?
などなど、興味深い歴史的トピックスの披露であった。最近の歴史文化への関心を感じさせる講演会でもあった。